その間、心に響くコメントをたくさんいただきながら、
またお優しいメールもいただきながら、一人一人にお返事することもできず、
この場でまとめてお返事させてもらおうと思っているうちに、
これまた気持ちばかりで何も進まないまま、日にちだけが経ってしまいました。
決してマリーちゃんのことに区切りをつけたわけでもなく、
入れ替わりのように 目の前の保護犬のことでやらなくちゃいけないことに追われて
バタバタと・・、ああ~、今日も終わってしまった・・という感じで、
ただただ中途半端で・・・、
胸の奥のもやもやとした重苦しさは、
日が経つにつれて逆にジワジワと大きく広がってきています。
相変わらず、知らない番号からの電話の着信には、、
「ひょっとしたら!」という気持ちですぐに電話に出るクセは以前と変わらずそのままです。
「チラシを貼ってるんですけど どうしましょう・・もう剥がさせてもらいましょうか?」
というお電話には、、
「はい、もう長くなりますし、そこに居る可能性もあまりありませんし、はがして下さい」
とお伝えできるほどのものは何もなく、
心苦しいけれど、「申し訳ありません。もう少し、はっきりするまでは・・」と
もごもごとお願いするしかなく・・。
昨日は吹田市役所の環境関係の部署の方から電話があり、
「東山田あたりに長期間 電柱や川沿いなどに200枚ほどの貼り紙がしてある」という
市民の方からの電話がありまして・・と。
マリーちゃんのように、逃げた状況から、帰るお家がわからない上に、、
普通の人馴れした飼い犬と違い 警戒心が強い怖がり犬が逃げてしまうと
見つけてあげないと、自分では帰って来られません。
それに、放置すると 生きていれば野犬化してしまう可能性もあります。
何が何でも自分で保護しなくてはいけないので、
広範囲に皆さんに協力をお願いするために思いつく方法はなんでも取りました。
僅かな目撃情報でもあった地域には、集中的に
チラシの新聞折り込みやポスティングをすると同時に、貼り紙もお願いしてきました。
特に貼り紙は、自分で剥がしに行ける所しか貼りに行けないので
協力頂ける方には だれかれということなく、本当にたくさんの方の善意に甘えてきました。
例えば電柱や公園など 許可なく貼ってはいけない所でも、
早くつかまえないといけないし、せっぱつまってるんだろうから短期間なら仕方ない・・と
通常は大目に見て下さってるんだと思いますが、
何か月も貼りっぱなしだと「もう見つかったんだろうから、貼った本人が早くはがしなさい」、
ということだと思います。
吹田市役所からの電話には、とっさにどう返事をしてよいかわかりませんでしたから
今までの経緯だけをざっとお伝えしました。
市役所の方が、こちらで見つけたら剥がさせてもらいます、と言われたことにも、
「ハイ。すみません。ご迷惑をおかけしました。」としか返事できず、
この地域に貼ってあったチラシの殆どが剥がされてしまうと
この地域の方達には「あの犬はもう見つかったんだ」と思われて
もう誰にも関心を持ってもらえなくなるんだと思うと、涙が出てしまいます。
「私達は 証拠もないのにマリーちゃんが死んだなんて信じられません。
今までの目撃情報を一つずつつぶしていくまでは探し続けます。」と言う近所の犬友さん達。
昨日は、南茨木あたりでマリーちゃん似の犬をリアカーに乗せていたという男性について、
聞き込みをして下さって、
「あっ、この犬、けものみち動物病院で見たことがあります!」という方に出会ったそうです。
顔の感じとか、背中の細かい斑点とかがそっくりで、
しかも「確か迷い犬だったとか、保護した犬だとか・・、そんなことを言われてましたよ」と。
けものみち動物病院にもチラシ掲示をお願いに回っていましたし、
長期間になったので その後 改めて 今度は郵送でお願いしていましたが
チラシ見ても 誰も何も思われなかったのかな・・・
犬友さん達は、マリーちゃんに似た患者犬がいないかを、動物病院に聞いてみると・・。
ああ~、私がふらふらしていることで みんなを振り回している!
ずっと考えていた、カンツリー倶楽部への無茶なお願いも、
もう一度、時間はかかるけれど 別の形でしてみなくていけないと思っていますが、
これは 現場を見られたら
どう見ても 人の力だけでは物理的に実現不可能だと思われるような場所なのです。
でも、何とか方法はないか・・、ダメモトで交渉はしてみるつもりですが・・。
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